生命の力を感じる

都会にはない自然の豊かさ

田舎で暮らすメリットの中でもとくに大きいものは、
自然がすぐ近くにあるというところではないでしょうか?

自然が近くにある環境というのは、毎日の生活の中で植物の成長や
風のにおいの変化、あるいは山の見え方や畑や田んぼの移ろい、
カエルや虫の鳴き声など、あらゆる生き物の動きから季節を感じることができます。

都会での生活は自然から隔離された世界となっていますから、
このような季節の変化を感じることなく人工的に作られたビルの中で
冷暖房に管理された部屋で過ごし、アスファルトで固められた地面を歩いて
家に帰るという生活を送ることになります。

もちろん都会にも川はありますが、その多くが川底までしっかりと
コンクリートで固められた人工的な用水路のような状態になっており、
水もほとんどないといった状態になっています。

そのような場所で長い間生活していると、自分が動物や植物と
同じ生命であるという感覚や、地球というひとつの大きな星の中で
生活しているのだという感覚は薄れてきてしまいます。

人工的な環境のなかでただ目の前の仕事に追われる生活というのは、
じつはとても不健康なことなのかもしれません。

生命の力

その一方で、身近に多くの自然がある田舎で生活していると
そのような生物たちの営みは自然と目に入るものです。

わざわざ自然の多いところに出かけていくまでもなく、
日常生活のなかでごく自然に季節の移ろいや自然界の生き物たちの動き、
植物などの様子が目に入る生活は、自分自身もそのような生物のひとつであり、
自然と調和して生きることが大切なのだということを感じさせてくれます。

これは当たり前のようなことに思うかもしれませんが、
都会の人工的な環境で過ごしているとどうしても見失ってしまいがちなものなのです。

人間がすべてを支配し、自然や他の生物たちを支配したような錯覚に陥ることは、
じつは危険なこと。

そのような人間のおごった気持ちは無神経な環境破壊をまねき、
それは自然災害にたいする認識の甘さなどにもつながってしまう可能性があります。

そのような暮らしを続けてきたつけというのは、すでにもう
影響が出始めている気さえしますよね。

田舎で生活することはそのような生命の力を無理することなく
感じることのできる生活だということ。

それは、自然を大切にするということにつながり、
毎日をゆったりとした気持ちで過ごすための原動力となるはずです。