雪に弱い町

田舎にもデメリットがある

田舎暮らしというのは気楽ですし、周りに煩わされることもありませんし、空気も良いので、すごく魅力的に感じます。都会に住んでいると、ついつい余計なものが欲しくなったり、知らなくても良い情報がどんどん入ってきて、そのことでやきもきしたりしてしまうこともあるでしょう。
そういうことに煩わされたくないと思ったら、やっぱり田舎に引っ込むのが一番なのです。しかし、田舎に引っ込んだからといって、すべての生活が楽になるのか、メリットだらけなのかというと、もちろん、そんなことはないのです。田舎には田舎なりのさまざまなデメリットがあります。そのひとつが物流が途絶えてしまうこと。

雪の日の悲劇

先日都内でも記録的な雪が降りました。
当然のことながら、都内から離れた田舎でも大雪に見舞われ、交通機関はマヒし、車で移動することも難儀するほどでした。そんな雪が降る機会もないので、一応チェーンは用意しておいたものの、チェーンの巻き方を忘れてしまって、車ででかけるまでに時間がかかってしまったという人も多いでしょう。
また道路のあちらこちらで立ち往生する車も続出しましたし、雪が降った翌日にスピンをして危うく事故になりかける車もたくさんみかけました。それぐらい雪には弱いのです。雪がたくさん積もったために、歩くのも大変でした、いつもだったらすたすたと歩いて10分で行けるところが、なかなか到着しなかったり、行くことをあきらめて予定が狂ってしまったりすることもありました。都内でもかなりの混乱だったのですから、田舎ももっと混乱したのは想像にかたくないでしょう。

物流が途絶える

もうひとつ、大きなデメリットを感じました。それは物流が途絶えてしまうことです。
ただでさえ田舎は都会と比べるとお店が少ないのですが、さらに雪によって交通手段が絶たれると、とたんに物流がストップしてしまいます。実際に雪の日の翌日に近所のスーパーにでかけたところ、さまざまな食料品が売り切れ状態でした。また、配達されるべき商品がなかなか配達されなかったり、こちらから送ったものが先方に届かなかったりすることも多々あったのです。

これが最初から雪が多いような北国の町でしたら、それが日常茶飯事なのでそれほど混乱をきたすことはないでしょう。ところが、中途半端な田舎だと、なかなか雪は降らないので、一度こういうことがあるとたちまち大混乱になってしまうのです。先日の雪はそういうことを思い知らされました。まだ今シーズンは雪が降りそうなので、先が思いやられます。